天然酵母でパン実験

リンゴ酢を作ろうとリンゴと砂糖を水につけて置いたら、アルコール発酵が始まってサイダーのようにぶくぶく
最初はジュースのようにおいしかった液体が、アルコールに弱い私には受け付けない味に変わってきました。
酢は作るのは難しいですがアルコールを作るのは簡単(ただし違法なのでパンを作るためとか、酢を作るためとか、みりんだったらできたら塩を加えないといけません)
せっかく泡ぶくぶくなのだから酢酸菌を入れる前にパンを作ってみようと挑戦
参考にしたのはこのサイトですが、分量とか途中でよくわからなくなったのであとは自分の勘だけで作っていきました。

酵母と同じ量の強力粉を混ぜて置いておきます。
一日目に少量作ったのはあまり変化がわかりませんでした。リンゴのアルコール発酵は2瓶作っていたので、もう一つの瓶から酵母を取り、次は多い目に入れてみました。
電気マット(ホットカーペットの座布団サイズみたいなの)の上に置いて置くとしばらくすると泡立ってきました。

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一晩おいたら倍くらいに…

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私が参考にしたサイトは天然酵母は時間がかかると書いてあったので、もう一日置くつもりだったのですが、あまりの勢いの良さにこの日パンを作ることに
こねてみると生地がいい感じにまとまります。
分量は手でこねている時の感覚だけで作ったので計っていません。
入れたものも「気分」です。
多分性格的に一生「これが天然酵母パンのレシピです。」なんて物は作れないと思います。行き当たりばったり出たとこ勝負です。


一次発酵
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2時間ほど置くと…
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実は昨日、この後演劇を見に行くことになっていたので
このまま夕方まで発酵させるか、ここで成型するか
成形していたら時間はぎりぎりです。

で、成型してから出かけることに…発酵の時漬け込んでいたリンゴ、ブランデーにつけた干しブドウを入れ、柿の酵素ジュースを砂糖代わりに加えました。
急いだので不格好です。
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5時間くらいでかけるので発酵しすぎたら困るので常温で放置

しばし別世界を楽しみ

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家に帰ったら玄関の前にクーラーボックスが
劇を見に行っている間にまた釣りたての魚を届けてくれてました。

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帰ってきたらこれくらいに膨らんでました。
もう少し膨らんでほしいので30分ほどオーブンの発酵モードに入れてから
フランスパンのコースで焼きました。
フランスパンモードなので多分めいっぱい熱くなってから17分間230度程度で焼いたんだと思います。
型の上にはみ出すくらいしっかり膨らんでくれました♪


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表面はちょっと焦げてしまいました(*ノωノ)
上に何かかぶせておいた方がよかったのかしら?

切ってみました。

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表面は固くて、その割に中が柔らかくてカットしにくかったです。
切ってみたら中はしっとりというか、しっとりすぎ
どうも中に入れたフルーツの水気でべったりした模様

外は十分すぎるくらい焼けているので、逆さにして180度で10分くらい追加して焼きました。


夕食

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外はカリッカリッでおいしかったです。
生地もふんわりして、フルーツの自然な甘みで発酵の具合は申し分ありません。
実は最近イースト菌でうまく膨らまず、失敗続きだったのでそれに比べればいい出来です。個包装でないイースト菌は冷凍すると膨らまなくなるのかしら?


反省点は生のリンゴを漬け込んだのを入れたこと。余分な水分が入ってしまいました。ドライフルーツ、もしくは一度加熱したものにすべきでした。

ということで天然酵母自体は大成功ですが、その後の調理に問題があったということで、不満が残りました。またリベンジしたいと思います。
今回のアルコールになった分はすでに柿酢からとったこんにゃく状のものを加えたので、また一から発酵させないといけませんが
天然酵母の難しいところは酵母を作り出してからパンを焼くまでどれくらいかかるかが計りにくいところです。
今回は思ったより早く発酵して(勢いよく発酵してくれたのはうれしいのですが)
出かけるタイミングとかち合ってしまって大変でした。


玄関前に置いてあったクーラーボックスには30cmくらいの大きな鯵3尾と小鯛一尾が入っていました。
パンを発酵させている間に魚4尾の調理
帰ってきたのが遅かったのもあって、夕食はおかずまで手が回りませんでした。
なので鯵のカルパッチョしか作ってません。

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なかなかお店では味わえない鮮度
コリッ、コリッで、今回もおいしゅうございました。