柿酢作り 記録

11月 13日
熟した渋柿を用意。
皮の表面に菌があるので洗わずに軽く汚れだけ払い、へたをくりぬいてとる。
いたみそうなところがあれば取り除いておく。

渋柿を熱湯消毒した瓶に押しつぶすように入れる。
以降カビが生えないように2日に一回消毒したさい箸などでかき混ぜる。

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15日 泡が立ちだす。アルコール発酵が始まった。

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17日 かき混ぜるとものすごい泡

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20日 お酢っぽいにおいがしだした。

21日 下の方に透明な液体ができてきた。

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23日 若干セメダイン臭がする。心配になり検索した。
「ヨーグルト、食パン、セメダイン、アルコール、ワインのようなにおいなら正常に発行が進むと酢になる。」と書いてあってほっとした。
生ごみのようなにおいがしていなければいい。」そうだ。

これは実家の3年物の柿酢からもらってきたこんにゃく状のもの

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酢酸菌が作ったバクテリアセルロースというものだ。
本によれば酢酸菌の塊のようなもので加えれば発酵の種になるし、生ごみに加えればスムーズにたい肥化するし、顔に塗ったり、お風呂に入れれば美容に良く、酢の物にして食べてもいいという。
半分加えてみた。

そろそろかき混ぜるのを辞めて静かに置いておこうと思う。
寝かせ期間は1か月という人もいるし、半年寝かせるという人もいる。父は2年以上置いた(本来通気性をよくしなければいけないはずなのに密閉したまま忘れていたら酢になっていたらしい。)
多いのは3~4か月
2月から3月がよさそうだ。寒い時期に絞ってしまった方がカビや虫の害は少ない気がする。

ちなみに上のこんにゃくみたいなものを砂糖入りの紅茶に入れておくと、昔懐かしの紅茶キノコなる物体になるそうだ。


柿酢は1000倍くらいに薄めてじょうろで野菜にかけてやると虫がいなくなると書いていた。本当ならすごい。完全に安心な農薬になる。もし変な味の酢ができたら全部農業用に使おう。
搾りかすは良質なたい肥になる。
捨てるところはないそうだ。