レザーのがま口バッグ



イメージ 1


大島紬に似合うバッグがかごバッグしかないと不便なので和の趣のあるがま口ショルダーを作ることに
今回はどの色の大島にも似合うように茶色の革のシンプルなバッグです。あえて個性は入れていません。
柔らかくてちょっとくしゃっとした革で作りました。
今回紐は市販品を購入しました。ひとつ買っておいたらほかのにも使えるので便利そうです。
図書館に予約していたがま口の本が届いたけれど
同じサイズのがま口のつくり方が載ってなかったので
結局本を参考にしたもののいつもどおり型紙は想像で作ることに

中袋と表袋が縫い上がりました。
イメージ 2

中袋には黒赤の大島紬のポケットを付けました。
袋を重ねて口金にボンドでくっつけました。

問題はこのあと口と本体をどうやって縫いつけるかです。
穴は2mm程度、菱目どころか細めの目打ちも通りません。
細い釘を使おうと思ったら後ろが浮いているのでトンカチで打つこともできません。
穴があけられない(;´д`)
試しに穴なしで縫ってみました。
通った!!
案外通ります。多分金具にくっついてはりがあるので縫いやすいのかも
でも穴が見えている方は簡単に縫えますが、反対から通すのの難しいこと
穴はどこ~~
苦心惨憺、力技で縫っていきました。
針2本折れました。
結局この口を縫うだけで5時間ほどかかりました。

イメージ 4

それまでの作業は2時間程度でサクサク進んだので倍以上の時間です。
しんどかった・・・ボンドで貼って、ポイントだけ止めて、口金をペンチで抑えただけでも十分だったかも

苦労はしましたが、財布2個、携帯、ミニ水筒、あとカメラくらい入る余地が有り普段遣いにちょうどいいサイズに出来上がりました。
縫い付けているので重いものを入れても落ちる心配もないですし、口がパカッと開いて中が見やすくて使いやすそうです。
中は強度を考えて黒の帆布にしましたが、思ったより大島紬のポケットが見えないので地味に感じます。
外はシンプルなのだから中は派手目の着物地でつくってもよかったかなぁ・・・摩擦に弱いから躊躇しちゃったのよ。見える部分だけ後付けは無理だよね?ペイントしちゃおうかな・・・


イメージ 3


お得意のインチキ小ワザで修正
口金のところはボンド付
下は軽くまつり
端の始末が嫌なので下は耳を使いました。

イメージ 5

最初から上半分に縫い付けていたら楽だったんだけどね~


口金は500円程度で売っているので気を取り直したら布で作ってみたくなるかも