クリスマス☆ディナー

ケーキは一日目
クリスマス料理は二日目
一度だと食べきれないので分けてやります。

前菜1 カレー風味のポタージュ

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まずは小さなカップのスープで胃を温め、スパイスで胃腸の働きを高めます。
鶏肉でだしを取ったスープに、グラタンで残ったホワイトソース、カレー粉を加えました。じゃが、玉、にんじんが入っています。フライドガーリックが味のアクセント
へたするとこれでお腹が大きくなってしまうのであくまで少量

前菜2 小さなサラダ
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甘エビの乗った小さなサラダ 千枚漬けと庭で取れた金時草、水菜、ビーツ、ルッコラ、ターサイなどが乗っています。
冷たくて口当たりのいいものはいつでもおいしい♪


メイン 魚料理 牡蠣のグラタン

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ホワイトソースはオイルを引いたフライパンで玉ねぎを炒め、しんなりしたらバター、その他野菜(火の通りにくいものはレンジでチンしておく)も入れ、小麦粉を加えて炒めます。
小麦粉が野菜全体にまぶすように広がったら冷たい牛乳を一気に加えます。
かき混ぜながら加熱していきます。頃合いの固さになったらできあがり
ホワイトソースがちょうどいい感じのとろみに出来上がりました。
インゲン、にんじん、コーン、マッシュルーム、玉ねぎなど野菜がたっぷり入ってます。

メイン肉料理 骨付き鹿肉のロースト(次女にはチキンレッグのロースト)

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あるサイトに「家庭でジビエ料理をするなら低温調理器は必需品」と書かれていました。鹿肉は過熱しすぎると硬くなってしまうのです。
塩コショウした鹿肉をポリエチレンの袋に入れ、少量のオリーブオイルとハーブを加え、水の中に沈め空気を抜き、縛ります。
ヨーグルティアに鹿肉と60-70度のお湯を入れます。(お湯を温める時間をなくし、中途半端な温度で菌が繁殖するのを防ぐため)
60度の真空低温調理で3時間過熱

本来肉の中心温度が63度30分が法で規定されている加熱条件です。
肉の厚み次第で中心が温まる時間も長くなります。
それだけの時間安定した温度で加熱し続けようと思ったら低温調理機を使わないと大変な手間です。低くなると菌が繁殖してしまって危険ですし

次にソースを作ります。
袋の中ににじみ出た煮汁を沸騰させるとあくがたくさん出てきます。それを漉したもの
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に、同量のマルベリー酒(赤ワインでも)を加え、元の量ぐらいになるまで煮詰めてバターをひとかけ加えました。赤い色がきれいなソースが出来上がりました。
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レアだけど中まで火が通った状態にしておいて、表面をさっとフライパンで焼き、焦げ目だけ付けました。メイラード反応といって香ばしさを出すためです。

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切るまでがどきどきでしたがきれいなピンク色に仕上がってます!!
ナイフを入れたら柔らか!!
でも血が滴ったりしない。いい状態です。
骨の近くなどの筋のある部分は切りにくいですが赤身は超やわらかで癖もありません。
そして甘酸っぱいマルベリーソースと合う!!めっちゃおいしい!!

ただこの部位の端の方は脂肪が多くて、全部食べるのはきつかったです。
鹿肉のカロリーが低いのは脂肪が少ないからで、脂肪部分は高カロリー
残しました。
「脂肪の質の良さもまた魅力です。脂質の質を決定づけているのは脂肪酸という成分ですが、エゾ鹿肉では、必須脂肪酸リノール酸をはじめとする多価不飽和脂肪酸が、一般的な畜肉よりも高い割合で含まれています。」
多価不可脂肪酸って体にいいの?

鹿肉がどうこうより、今晩の料理は許容量を超えていて、みなそれぞれ何か一皿、「朝ごはんに回す。」と言って残していました。

本来ならここでケーキが出ればコース料理完成なんですが、我が家だとグラタンか肉の皿のどちらかで十分だったみたいです。もしくはフレンチレストランみたいにミニサイズにするかですね。
腹12分目で苦しいです。こんな食事はあまりしない方が体脂肪をため込まなくていい。
我が家のクリスマスはこれで終わったので明日から節制したヘルシー食に戻します。