南海地震に備えて・・・命がけで行かなくてはいけない避難場所

昨日実家に行って災害にあった場合のことを話し合ってきました。
とりあえず水に浸からなければ、飲料水のほか雨水タンクに180リットルの水、
アウトドアで使える薪ストーブと薪の束
と単にライフラインの停止なら水と燃料は確保されていましたが、なにぶん海から数十メートルのところに家があり立地的に不安な場所です。
3階建ての鉄骨の家で安心していましたが先日の津波で3階くらい一瞬で飲み込まれてました。
津波が来たらどこかに逃げないといけません。どこに?
避難場所を聞いて愕然としました。
和歌浦のアートキューブと言うところが指定場所なのですが
 
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避難場所のアートキューブはごらんのとおり海に面して道一つ挟んでいるだけ、海からほんの数メートル。土地自体もあまり高くありません。
津波警報が出たら先日東北大震災の大津波警報が出たときに通行止めになった国道42号線をこえさらに海に向かって赤線で記した海沿いの通りを避難し、橋を渡ってここにたどり着かなくてはいけません。
車両通行止めになった道路よりさらに海に進めなんて!!
ここまで徒歩で15分くらいかかります。
途中で大きな波が来たら一瞬でさらわれてしまうでしょう。
たとえたどり着いても建物自体2,3階建てのそう高いつくりではなく、ここに避難するのは自殺行為のような気がします。
しかもここは液状化危険度分布予測図を見ると最も危険な地域に指定されています。
しかも水、食料、布団など何もないので各自持ってくるようにとのこと
避難するだけでも必死な老人がどうやって水や食料、布団まで下げていけるのでしょう。
車に荷物を積み込んで海に向かって走れと?この前車が飲み込まれていくの・・・見ましたよね?
行政は一体何を考えているのか?
どうしてこんなな危険な場所を避難所にしたのか・・・公共の建物だったらどこでもいいのか・・・
これなら家にいたほうがまし?
ただでさえ津波の心配の強い地域です。高台か、堅牢な4~5階建ての建物への避難を誘導してもらいたいものです。