旧中筋家住宅

 
 
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国の重要文化財である旧中筋邸の保存集事業が終わり、この8月に一般公開されるようになったので見に行ってきました。
旧中筋家は江戸末期の大庄屋で、嘉永5年(1852年)建築の母屋は三階の望楼、二十畳敷きの大広間や広い接客空間などが特徴で紀ノ川流域随一の大規模民家です。
 
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子供の頃、親戚の家がこういう感じでした。
懐かしい。
 
 
水周りです。
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五右衛門風呂はうちにもあったのですがこういうお風呂は知りません。
女性用トイレはこういうの使った事があります。難しいですよ。
木製の男性用トイレは初めて見ました。
 
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廊下の天井をふと見るとこんなものが・・・
思わず
「物干しですか?」
なんて馬鹿なことを聞いてしまいました。
 
なんだと思います?
 
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農具などを置いている長屋敷き
農具のほかにさりげなく作りかけのぞうりなどおいてました。
木の道具でとんとんと藁を打ち柔らかくするのですが、結構重くてしんどいんですよ。
藁を紐に編むだけでも難しいものです。
 
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この手間や技術はすごいですね。
 
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引き戸のコマも木製なんです。細かいところまでよく作ってますね。
金具は普及していなかったのでしょうか?
雨だと動きにくいのでは?
なんて考えてしまいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
眺めていると一時間くらいあっという間でした。なかなか見ごたえがありましたよ。
お近くの人はぜひ尋ねてみてくださいね。
駐車場が離れている上に中筋家周辺には駐車場の案内がでていませんでした。南に向かって500mいくとありますよ。
 
公開日3月から11月の土、日、祝(午前9時から午後4時半まで)
JR和歌山線千旦駅から徒歩20分
布施屋駅から熊野古道に沿って徒歩約30分
観覧料300円(高校生以下は無料)