マグロのアラでディナー作っちゃいました。

本音を言うとこういう料理は紹介したくないの
だって二つの意見が怖いから

一つは
「え~~、マグロのアラなんて貧乏くさいものを買わなくてもわたしはサクを買うわよ。」
というもの。
もう一つは
「あっ、こんな料理ができるんだったら私も買おう。」
と購入者が増えてアラが手に入りにくくなること(そんなに影響力ないか・・・)

アラの魅力はなんといってもお値段。今回もキハダ1パックと本マグロ1パックを購入しましたが両方で1kgが約300円
でもそれだけじゃぁありません。
色々な部位があり、色々な形があり、それが料理を作るときの想像力を刺激してくれます。
サクを見ているだけでは考え付かないものが出来上がる楽しみが・・・・


さて今回の料理、まずは本マグロのいいところをお刺身で・・・

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もちろんサクのようにきれいにそろった切り身は取れませんが鮮度はサクと同じだし、味の点で引けはとりません。
赤身はもちろん、油ののったところがコリッとした歯ごたえに口の中でとろける脂がたまりません。



あらっ、この切り身、なんて薄くて長いんでしょう。こんなの切ろうと思ってもなかなかできないわ。という事で浮かびました。
マグロのサラダロール

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中にサラダ菜、きゅうり、大根、カマンベールチーズを巻き込んでいます。
味付けはカルパッチョ風にオリーブオイルと塩、最後に檸檬を絞っていただきます。



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今回アラを買った本当の目的はこちら
マグロギョーザ!!
これはミンチ状にするうえに加熱調理するのでアラで十分です。



揚げギョーザというと居酒屋メニューっぽいですが、シャンパングラスに盛り付ける事でちょっとしたパーティメニューでも使えそう。
残念ながらこの盛り付けのアイデァは昨日買った本からとったパクリです。
でもギョーザの種はオリジナル
マグロミンチに、塩コショウ、生姜、ごま油、豆板醤で味付け
しっかり味がついているのでレモン汁を絞ったら後はそのまま手でパリパリ
タレとか漬けなくても食べられちゃいます。






こちらは種に豆板醤が入ってない物をスープにして見ました。

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アラというと必ず血合いが入っています。
こちらはたっぷりの生姜を入れて佃煮に

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ギョーザの種が残ったのでお弁当用にハンバーグも作りました。そちらは今日のお弁当を見てね。

魚のアラを買うときの注意点
アラの場合は同じ系列のスーパーでも価格や質がまるで違います。
A店で200円で売っていたものがB店では量が減って500円近くしてことも・・・
また「こんなのどうするの。」というほど質の悪いところばかりのところもあります。
そのかわり一度いいアラを出しているところを見つけたら少なくとも担当者が変わるまでは大丈夫なのでまずはいいお店探しからはじめましょう。
またお店の人に「お刺身で食べられますか?」と聞いても絶対返事は「加熱調理してください。」といわれるのに決まってますのでその辺は自己責任で・・・・