郭家のひな祭り

古い洋館でお雛様を展示しているというので見に行ってきました。
車が通るのは難しい路地なのでパーキングにとめてしばし歩きます。

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郭家住宅(旧郭医院)について

和歌山市今福に、江戸末期から明治初期にかけて建てられた郭家住宅が残り、そのころの和歌山の歴史を今に伝えています。
郭家住宅のうち、道路に面した洋館とそれに続く旧診療室は郭医院として明治10年ころに建てられ、洋館は薬局と待合室に使われました。この洋館は大きなベランダがついていることが特徴で、当時は「異人館」とも呼ばれていました。
この洋館を建築したのは郭家7代目の郭百輔という医師で、当時としては珍しい西洋医学を学んだ人物で、紀州藩御殿医を務めました。
明治維新以後は「和歌山医学校兼小病院」(現在の日赤医療センターの全身)の設立に奔走し自らこの洋館を建て、西洋医学による治療を行いました。

郭家住宅の会より抜粋


入ったところには雛祭りの食卓風景が設えてありました。

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ミニチュアの貝合わせのお道具とか
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こちらはお雛様の前でごちそうを頂くという設定で、赤い毛氈のところに座ってお茶とお菓子を頂きました。
入口のテーブルと言いこちらと言いテーブルコーディネートのセンスはすばらしかったです。
ナプキンのたたみ方がおしゃれで、箸も桜型の包みに入っていて春めいた明るさを感じさせました。
ぼんぼり型の珍味入れとか、ちょうどネットで同じようなのを見たところだったので
「季節的にこういうのほしいよね~~。」と言ったら
娘に速攻
「いらない。」と言われてしまいました(-_-;)
うちの娘たちは盛り付けとか興味がなくて、私は自分の盛り付けだけして、あとは用意しているものを各自で好きなだけよそってもらっているのですが、見るのが悲しくなるくらいワンプレートでごちゃまぜ盛りされてしまいます。食器も実用的な軽くて丈夫で洗いやすいのを好みます。
私があーでもない。こーでもないとやってると「なんでもいいから早く食べさせて」オーラが漂います。
旦那は料理は目で食べるものと盛り付けにうるさかったのにね。
実際洗う立場で見るからかな。


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お菓子もお雛様でなんだかかわいい♪

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割と手狭だったので見学は30分ほどで終わりましたが、このところ家にこもっていたのでいい気晴らしになりました♪
去年の台風のせいか建物の傷みが激しかったので気持ち程度の寄付をして帰ってきました。