循環


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醜い、嫌われ者のコガネムシ(カブトムシ?セミ?)の幼虫たちが、生ごみと木の葉を食べて消化し、フンになり、団粒化構造の栄養のある土に変えてくれている。
小学生のころ読んだ「手をつなぐ生き物たち」を思い出す。タイトルを検索しても出てこないので廃版になっているのか、食物連鎖と自然の中で昆虫たちの大切さ、薬品に頼る農業の危うさを書いたいい本だった。と同時に小学生のころからそういうのに興味があったんだなと思う。確か新聞社が出版した大人用の本だった。(小学校低学年から料理本が愛読書だったりする。三つ子の魂百まで)

土に漉き込む作業は秋野菜を植える前にすればよかったのだが、その時は忙しくそれどころではなかった。
もうほとんどのところは植え込みが終わっているので、苗の間に穴を掘って入れていく。
前日サツマイモを抜いた場所だけはしっかり耕して、土をすきこんだ。
生ごみからできた肥料で野菜が育つ
鶏の糞も刻んだ敷き藁とともに肥料として使われる。
小さな庭でも自然の循環とは大したものだ。
低農薬、(小さい苗の時だけオルトラン使用)有機栽培が成り立つ。
そして数十匹と見つかった幼虫は、害虫ということでその労働を感謝されつつも報われることなく、鶏のエサとしてストックされた。毎日何匹かづつが犠牲になり、おいしい玉子になって出てくる。人間ってなんて恩知らず…(-_-)
しかも餌になる前の短い間も働いてもらおうと植木鉢に土と一緒に入れておいた。
生ごみが出るたびそこに漉き込んでたい肥にしてもらう。ミミズコンポストならぬ幼虫コンポスト 
以前やったミミズコンポストは初期投資に結構かかったし(ミミズ代)案外繊細なのですぐに減ってしまったが、幼虫は勝手に増えて、食欲旺盛ですごく楽なコンポストかもしれない。気持ち悪さはどっこいどっこい。




朝ごはんは収穫したサツマイモで芋ご飯

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サツマイモご飯とお味噌汁・・・だけ


午前中は畑仕事、午後は太極拳


夕ご飯 土鍋で肉じゃがを煮てみた。
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土鍋の欠点はお出かけして帰ってからの調理になること
野菜は下ごしらえ済み、出汁は取っている。
それでも煮込むのに1時間かかった。
太極拳を4時間練習して、ふくらはぎやお尻が痛いよ。お腹がすいたよ。状態で帰ってきたらこれはつらい。
雰囲気はいいけれど、やはり土鍋は時間にゆとりがある時のものだ。
シャトルシェフで出かける前に仕込んでおいて、帰ってきてすぐに温かい肉じゃがが(多少は温めないさないといけないが)待っていてくれる方がありがたい。
夕食は肉じゃがに家庭菜園で収穫した青菜のお浸しを添えただけ
残ってもそのまま置いていてはいけないから別の鍋に移し替え
洗うのも乾かすのも金属の鍋と違って気を使う。
スローライフを楽しみたいときは品数が少ないことでごちゃごちゃ言ってはいけない…と思う。
買ったものを並べるのとか、レンチン料理と違って、何かと手間暇はかかってしまうのだ。土づくりから考えると膨大な手間