藍染古布のジャンパースカート完成
手縫いでチクチク、ジャンパースカートが完成しました。
今回は見返し以外はすべて古布で作成しました。
スカート部分は明治時代の藍染手織り木綿
大きい布はそれだけしかもっていなかったので胴部分は端切れをはぎ合わせて作りました。
へたくそな刺し子で生地を補強しています。
刺し子というと正確、きっちりの職人技というイメージですが
古布の刺し子は案外雑というか、素人の繕いという感じのも多いので
へたくそでも許されるかなぁ。
以前作ったブラウスも手縫いの刺し子が手作り感があってかわいいと言われたし・・・
古布の服にはアクセントに少しでも型染が欲しいところ。
残り少ない型染めの端切れでポケットを作りました。
型染…なかなか手に入らないんです。
アクセントに赤い布を挟みましたが、予定よりちょっと長く出すぎ…
裏には小さい・小さい型染めの端切れを赤茶の布と合わせて
デザインは古布の服らしくシンプルでダボっとした感じにしました。
これくらいなら型紙はオリジナルで適当にできるので楽です。
古布系の本でよく見る体型が太目に見えて、もさかわいい感じ
こういう服はもさっとしたのがかえってよかったりするし
生地の関係でスカートはストレートに
294cmを4分割して目いっぱい使いました。
歩くとき邪魔にならないように後ろにスリットをいれました。
実際はいてみるとこのスリットのおかげで歩きやすく
裾幅が狭くても問題はありませんでした。
スリットからさけないように補強の布を表裏に当ててます。
お尻部分もさけないように着物のように裏に充て布をしています。
古い布なので強度が一番心配です。
少しのほころびならどんどんあて布をしていけばいいのですが
(あて布ばかりになってくる服もあるくらい)
外出時に座ったとたんにびりっと避けたら目も当てられません。
単純な形なので手間はかかっても頭を使うところが少なく、
2週間くらいで仕上がりました。
手頃な価格の好みの布に出会えたらいいな。
もちろん古い街並みを訪ねるときは古布の服を着ていきます♪