旦那の目利き

先日、コタツの上に古い糸切りはさみを置きっぱなしにしていた。
よく切れるのでお気に入りだが古いものでさびさび

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それを旦那が見て
「こんないい鋏をさびさせて!!もったいない!!」
と騒ぎだした。
「はさみって500円も出せばあるじゃん。確かに100均一のとはまるで違うけど」
と言ったら
「歯のとじが普通のとまるで違う」と譲らない。

で検索してみた。
表面と握りの内側に貢作の刻印

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ネットであまり情報が出なかったが代わりにそっくりの刻印を見つけた。

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全国で知られた名工、故多賀貢氏の握り鋏かもしれない。


検索で出てきた画像に銘が菊秀のものもあってそちらの解説では

多鹿貢(たじかみつぐ)は和鋏の伝説の名人です。すでに2001年に他界しました。刃先の仕上げは針のように細く、左右の刃が見事なまでに合っています。滑らかな動きはこの多鹿貢と井上又治だけが抜群の気持ち良さで、皆さん感動されます。和鋏は現在すでに手造り鍛造職人は一人になってしまいましたが、貢のはさみはコレクションされている方も多く、工芸品としての上品で見事な姿に感動される方も多くいらっしゃいます。 当店の多鹿貢作和鋏はすべて「菊秀」の銘になっています。握り柄部分の内側に「貢作」の刻印が入っています。       昭和47年から58年にかけての製作品です。 

旦那の目利きが当たってるのかどうかはわからないけど大事にしなくちゃね。
ちなみに製作者が亡くなっているとはいえ、和裁人口が減っているせいか今なら新品で残っていてもちょっとお高い手作りはさみと値段は変わりません。


朝食
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夕食

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親を買い物に連れて行ったらちょうど丑の日で鰻がずらり
ついつられて買ってしまいました。
お久しぶり~~♪