五條市新町 1
またまた歴史的建造物訪問です。
先週は旦那の食欲がなく、体重も減ってしまったので心配していましたが、金曜日から私と同量くらい食べられるようになり、元気も少し回復。土曜日は長女もほかに予定がない。天気は晴れでしかも20度程度と散策にはうってつけの温度
体調に不安は残るもののこんな好条件はないということで強行しました。(私がものすごく歩きに行きたかったというのが一番の理由ですが)
五條新町が生まれたのは江戸幕府が成立してすぐの1608年
紀州街道の宿場町として発展していきます。
まずはまちや館へ
休館日 月曜日と年末年始
駐車場は無料です。
ところがここでお餅屋さんの話が出て、まだ10時過ぎだったのですが、すぐに売り切れるから先に買っていらっしゃいとの情報を得て、まずは餅屋さんに
買った餅はまちや館の喫茶室で食べていいそうです。
(ちなみに今日は帽子、ベスト、ガウチョパンツ、バッグが手作りです。)
餅商一ツ橋
時代劇の中から出てきたようなお店です。
店の横は川なのですが、お店の土台を木の棒だけで支えていてちょっと怖い…
なんでもおじいさんとおばあさん二人だけで営業していて、朝3時、4時からその日売る分だけを作るそうです。
売り切れたらそこで店じまい。
最近新聞などにも取り上げられて大抵午前中だけの営業だとか
ヨモギ餅が6個くらいと白いお餅が1ダースくらいありました。
一つ100円です。
お店の中
おばあさんは耳が遠いそうで呼びかけてもなかなか聞こえません。
「お客さんに迷惑をかけてしまう。」
と気にしていましたが
「お店があるから元気にやってられる。仕事がなくなったら寂しいですよ。頑張ってください。」などとお話ししました。
「お餅がなくなったら店を閉めてしまう。」
と聞いていたとおり1時過ぎには
雨戸までかっちり閉められて
中の雰囲気を覗くこともできませんでした。
ここでお餅を買ってさっきのまちや館に戻ります。
ここが喫茶室です。
ジュースをまっている間にここで衝動買いした古い風呂敷の記念撮影
本物の藍染か化学染料かの見分けは私にはつきません。
布が弱ってきているため刺し子で補強するか、裏打ちするか、
もしくは風呂敷ではなくリメイクするか
薄くてシャリ感のある生地なので暖簾とかにはよさそうです。
スカーフには少しごついかな。
いい利用アイデアないですか?
梅ジュース 150円が来ました。
餅を広げます。
窓から見える庭の様子も味のうち
揺れる暖簾が雰囲気いい。
こういうお餅ってどこでも同じってところが多いですが
この餅は餡の甘さ控えめ
ヨモギの風味がしっかり
でめっちゃ好みでした。
待ちや館で地元のお年寄りの手芸作品が展示販売されています。
これとかかわいいのでまねっこできないかな。
参考に
中は昔の暮らしの展示があります。
台所
台所を抜けると
井戸や勉強部屋があります。
勉強部屋は机と座布団でいっぱいという感じでとても狭いのですが
「狭いところが落ち着く。」タイプの人にはうってつけ
まちや館で地図をもらって散策します。
餅屋さんとまちや館でずいぶん長くなったので続く