やっと・・・

ご無沙汰しています。
ご心配をおかけしているのではないでしょうか

旦那ですが腫瘍マーカーで小細胞癌の陽性反応が出ました。
まだ細胞検査の結果は出ていませんが、腫瘍の大きさは6cmもあります。レントゲンに映りにくい肺と肺の間で成長したようです。
一応今は肺がん疑いとなってます。
民間病院では治療できないと言われ、
大学病院の紹介状を書いてもらい
診察の予約 見てもらえるのは数日後 その間家庭待機
そのまま入院させてもらえるのかと思ったらまさかのベッドのあき待ち
最初の病院で受けたのとほぼ同じ検査をして帰らされる。
また家庭待機

まだ腫瘍マーカーのみの結果で、何かの間違いであってほしいと思うも、
最初に診察を受けた週は肉体労働こそできないもののパチンコに行く元気がありました。好きなお酒を飲む元気はなくても食事は普通にできました。
一週間後、車に乗れなくなり、呼吸はますます困難になり、体の痛みを訴え出し、しょっちゅうさすってあげないといけない。
健康なときでさえ、テーブルの上のものを取らない人が動けなくなるとわがまま度は120%
「何が食べたい?」
「なんでもいい。」
と言うのでおかゆを作ると「おかゆはいやだ。」
気に入りそうなものを作っても手を付けずに残されては作り直しの繰り返し 少しずつしか食べないので食事(デザートやフルーツを含む)は少量を2,3時間おき
疲れてちょっと昼寝したら
「用事を頼みたいときに寝てる。」と怒り出すし
もし反対に私が病気になっても何もしてくれないだろうに…

食事もあまり食べてくれず、家庭では点滴もなく、
だんだん立ち上がることすら困難になり、トイレに行くのも車いすで移動。
家庭の狭い廊下では何とか車いすは押していけても介助に入る空間がない。
もちろんまだ介護用ベッドの準備もない。起き上がるのも手助けがいる。少し動いただけでゼイゼイと苦しみだしその様子は怖いほど

その苦しさを診察の時に訴えても「ベッドの空がないから無理です。」と・・・
最初の病院を受診してから入院まで3週間かかりました。
今の日本で治療を受けることがこんなに難しいとは

入院してやっと治療を受けることができるものの、一人になると不安が募ります。今は頭が混乱していて、どこかの闘病気で読んだ
「頑張ってと言われるのもつらいけど、もう頑張らなくていいよと言われるのもつらい。」
そんな言葉がぴったり来ます。
はげましのコメントにお返しをするのもつらい状態なので、このことに関するコメントはご容赦ください。

できましたらブログの中だけは不安なことを忘れて楽しいことだけ考えたいです。旦那を入院させて、夜一人になると寂しくなって遊びに行くかもしれませんが、訪問のおりにもこのことには触れないでください。

病院の休憩室の窓からの景色です。

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あいにく天候はよくありませんが、それは見事な見晴らしです。
左はしのほうにポルトヨーロッパがあります。
花火が上がるときはよく見えるそうです。
下のほうに学校がありますが、私が通った中学校です。
教室の窓の外にも海が広がっていたので、黒板より海を眺めているほうが長かったです。
大したことがない病気ならリゾートホテル気分で休養できるのですが…

太極拳教室でも肺に水がたまって入院したけど1か月ほどで復帰したとか
おなかに水がたまって、遠くの癌センターにまで行っても治らず
もう駄目だと思ったら突然治ったが親戚がいる。
という話を聞きました。うちにもそういう幸運が舞い降りてきますように