小樽旅行10 夜の小樽と松月堂

日が暮れて小樽の夜は輝きを増してきます。
でもそれもあとわずかです。
ところどころシャッターが締まり出しています。
飲む飲むと騒ぐふたりは勝手に飲みに行ってもらって(このおかげで後が苦労したのですが)私と次女はもう少し散策します。
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こちらは平成14年まで営業していた旧三井銀行小樽市
現在は製菓会社が持っていて非公開です。


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1900年前後、当時商業を中心として発展する小樽市に各銀行が集中し、市内で徐々に完成していった銀行街は次第に「北のウォール街」と呼ばれるようになった。その中で日本銀行小樽市に参入、東京駅の設計者としても知られる辰野金吾長野宇平治岡田信一郎らが建物の設計を担当し、1912年に竣工した。建物は積み上げた煉瓦の上にモルタルを塗った造りの2階建てで、ルネサンス様式が取り入れられている。さらに、屋根には八幡製鉄所製の鉄骨が使用されており、小樽市内を眺めることのできる東側の塔にはイギリス製のらせん階段が取り付けられた。総工費は当時の金額で40万円に上り、これは日本銀行本店と日本銀行大阪支店に次いで3番目に高額な建設費だったという。
ウィキより


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旧遠藤又兵衛邸 小樽市富岡1丁目9番4号

この建物は、海産物卸商で富を築いた遠藤又兵衛の邸宅でした。 邸宅は、小樽港を望む高台にあり、木造瓦葺き下見板張りの武家屋敷を思わせる豪壮なつくりで、和風を基調としながらも玄関脇の応接間に大きな三面のベイウィンドウを付けた和洋折衷住宅です。 また、重厚な門・塀には鷹などの飾り瓦が付き、全体的に良く調和のとれた建物といえます。 平成7年、小樽市都市景観賞を受賞しています。
 小樽市ホームページより引用



そんな中開いているお菓子屋さんを見つけました。
どら焼きで有名な松月堂さん
大正時代の面影を残す、趣ある店構えが特徴のお店です。

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そこでは栗どら焼きを買いました。

「創業96年なんですよ。私で3代目なんです。」
とおっしゃるご主人

「あと4年で100周年なんですね」
などとお話しました。

お菓子は一つひとつすべて手作りで、「お菓子は日持ちしないのが自然」という伝統を守り、保存料などを一切使用しなように徹底しているそうです。保存したい時は冷凍しておけば持つそうです。

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そのどら焼は甘すぎず優しいお味でした。派手さはないけど懐かしい素朴な飽きない味
ご年配のご様子でしたが100周年目指しておいしいお菓子を作り続けて続けてくださいね。