アレンジが楽しめる服 着物リメイク 紋入り
今回もめっちゃ好みに走ってデザインしてみました。
同じ服でデザインが変わるんです。
腰の横にイカのひれみたいな三角の布がついてあってそこから紐が出ています。
その紐の結び方でアレンジができるんです。
まず一つ目 腰の紐を後ろで結びます。
すとんとしたデザインのチュニック 前から見たらショート、後ろは結構長いです。
燕尾服っぽいイメージです。
二つ目 紐を首の後ろでくくります。
短くてドレープたっぷりのゆったりブラウスになります。
首の後ろのリボン結びがポイント
イカひれはベストっぽくなります。
3つめ 紐を前で交差して後ろ結び
この中で一番ウエストシェイプしてます。
ふた昔ほど前にボディコンのミニがはやりました。
私の好きなタイプの服でよく着ていました。
これはそれとラインが似ています。
今の私には無理ですが、若くて足の細い子ならタイトのミニスカートとしてはいても可
後ろから見ると普通丈
前から見ると太ももがちらちら、色っぽいと思います。
赤いヒールが似合いそう
私でも下に黒いスカート(黒シフォンのの斜めカットのを持っているので)を重ねればはけるかな。
今回のポイントは紋
桐ではない紋だったのでデザインのポイントに使いました。
背中の上のほうに左の
裾の三角の部分の両側に右の紋が入っています。
その分ほかに色は使わず黒でまとめました。
使った布は喪服3種
3種も使ったと言うと凝って作ったみたいですが、以前服を使って残った布の寄せ集めです。
胴の部分はこの地模様のある布
やわらかくて伸縮性がある薄い生地です。
反面はっきりした形が取れない。
この布がなかったら今回のデザインはできなかったでしょう。
右の紋が入っていた黒のちりめん
少ししか残っていなかったので左右の三角のイカひれのところだけ使っています。
薄くて透け感があってはりがある、たぶん絽
これは胸元と紐のしっかりさせたい部分に使いました。
面白い素材ですが使い方は難しいです。
実は最初見ごろの前中央の下までこの布を使ったのですがそこだけパンと張って変な具合に
なので後からやり変えて、縫い目が汚くなってしまった経緯があります。
最終この胸元のタックの部分だけになりました。
かっちり決めたいところ
はりをだしたいフリルなどには向いてます。
和服のリメイクの面白さは布幅が32から37cm程度というしばりがあること
反面耳が多いのでそれも利用できます。
今回はその縛り以外に布の量の制限と言う縛りが加わったので当然ながら本などは参考になりません。普通なら先にデザインを決めるのですが今回は成り行きです。ある布をどう使うかでデザインあと決めしていきました。
当然型紙も作らず、下書きもせず、感覚ではさみを入れていく。
後から考えたら、あそこのカットをもう少し長くしていたら・・・と言うところもありますが
まぁ一応形になったのでよしとしましょう。
残念すぎるのはやはり縫製技術
デザイン考えるのは好きですが縫うのはド下手
しかしネットを見ても技術がある人はありふれたデザインを作っていたり
世の中うまくいかないものね。