和歌山県民文化会館杮落としと田村由美インタビュー&サイン会

和歌山県民文化会館の杮落としとして田村由美さんのインタビュー&サイン会が開かれました。
こまめなこうちゃんが整理券を2枚ゲットしてくれていて、誘ってもらったの。こうちゃんありがとう。
彼女は和歌山出身・・・っていうか実家が県民文化会館ののすぐそばなのよね。おかげで普通なら東京、せいぜいあっても大阪のサイン会がここで開かれたのです。
 
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県民文化会館は外観はあまり変わらないものの中はしっかり耐震工事がされ、明るい雰囲気に
 
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桜の花も満開で茶会など開かれておりました。
無料だったので私もいただきました。
 
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お饅頭は駿河屋さんのかな?(駿河屋の箱がつんであったから)
ピンクの餡が入って上品なお味でした。お茶もいいお手前でした+袴姿の男性ってかっこいいなとうっとり
 
中で作品展を見てインタビューに(以降撮影禁止なので画像は無し、録音したわけでもないので言葉自体は正確ではなく大体の内容で書いてます。)
どきどきしながら待っていると田村由美さん登場(慣れないので以下タムと呼ばせていただきます。)
 
私は彼女の高校と絵画教室の先輩、、共通の友人がいる程度のお付き合い。
こうちゃんは絵画教室の先輩で同じ漫画研究会に属してました。同じくとは友人
作品に関してはこうちゃんは今も月刊誌を買っている。何とか言う月刊誌は創刊号から保存してるって・・・うそ~~。BASARAは限定ボックスも購入していて、開封せずにとってある。さすがマニア
私は一度こうちゃんに借りて読んだ程度。最近の作品はぜんぜん知らず。ゴメンナサイ
色メンは面白そうなので買いますから・・・そのうち
 
アナウンサーの質問に対して低いトーンでポツリポツリと語りだしました。あまり話しなれていない様子
もともとかなり無口、いや、無口でなくても普通の人でもあの爆弾トークメンバーの会話にはいるのはしんどいだろうけど、私は彼女と話した記憶がひとつもない。ただそこにいる。ノートに絵を書いていたり、夢想していたりって感じの人でした。イラストはすごく上手かったけど、当時はまだ硬かったな。
 
インタビューでおぉと思ったのは飼い猫の話
彼女は猫を飼っている時期、なぜか運気が上がるそうで、ちょうど間があった時期、沈んでいて、そのとき友人から電話があって
「生まれたばかりの小さい子猫が2匹捨てられている。お前が飼うなら拾っていくけどどうする?」
そういわれたらほうっておけないじゃないですか。飼ったんですよ。
そしたら漫画のほうも調子が上がってきて・・・
その後また電話がかかってきて
「うちの猫が子供を産んだ。その中で一匹すごくかわいいのがいる。お前が飼うならおいておくけどいらないなら 保健所に持っていく。」
とさらに一匹飼うことに・・・
 
その話を聞いたとき猫や運気のことより
 
Mだな
 
そう思いましたよ。そんなキャラの友人ってあいつしかいない!!
 
あと、印象に残ったのが「好きなことを仕事にしたらしんどくなるから趣味でおいておけ。仕事は2番目に好きなことでいいじゃないか」とまわりに言われたけど、私は好きなことを仕事にできて幸せ。毎日漫画を描いていられる。
 
育った環境が人の好みを左右する
楽器がそばにあっていつも音楽が流れている家に育ったら音楽好きになるだろうし、私の家には文房具が豊富にあって、36色の色鉛筆とか買ってもらってすごくうれしかったし、漫画やアニメを見ることに制限もされなかった。なので今の自分ができたのだと思う。
 
う~~~ん、うちの子供は1日8時間ゲームをする私の横で育ったからオタクになるのは必然?それにしては料理好きにはならなかったけど・・・
 
やりたいと思ったときに遅すぎるということはない。
自分の友人もこれから大学に行く人もいるし、最近漫画家デビューした人もいる。あとどれくらいできるかわからないからこそやりたいと思ったときにしたほうがいい。
 
そんなこんなで1時間ほどのインタビューは終わり、一人ひとりにサインを書いてくれることに
順番が来て、最初にこうちゃんが行ったけれどわからない様子
「アトリエで一緒だった。」
ではっとなってましたが、30年もあってないとわからないだろうね。
「東京に行ったときと一緒に泊まらせてもらった。」と話しかけると
「あぁそんなこともありましたね。」
「さっきの猫の話の友人はMのことなんですよ。」
「たぶんそうだろうと思ってました。」
「Mも漫画家になればよかったのに・・・」とぽつり
ほんの少しの時間しかなかったのでサインをもらってがんばってねと伝えて終わりました。
 
漫画家になれればよかったのに・・・ではなく、なればよかったのに・・・
が印象的でした。
にやる気があればなれた。
そう信じてるからだと思います。
自身もなれたらいいなではなく絶対なるんだと思ったとおっしゃってました。おとなしくても意志の強い人だったんですね。
 
 
 
ゲットしたサインです。
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田村由美「オレたちの絶対時間」でデビュー
主に『別冊少女コミック』(小学館)で執筆していたが、現在は活動の場を同社『flowers』に移し、「7SEEDS」を連載中。代表作に『巴がゆく!』や『BASARA』、『龍三郎シリーズ』など。
 
思い出話でもかければいいのだけど私もタムとの思い出って正直あまりないの
なぜタムが東京にでる時東京観光についていったのか・・・
私はタムに誘われた覚えも、泊まらせてと頼んだ覚えもないし
たぶんに誘われてついていったんだわ。
向こうのことも覚えていることといったらマンションから後楽園球場が丸見えで、当時ジャイアンツファンだった私はシーズンだったら試合が見えていいなぁと思ったことと
近くに武道の道具店があったこと、ルノアールという喫茶店
 
いくなり同じマンションの人に挨拶しようぜ~~とが言い出し、近くの部屋にピンポンし
「一緒に遊びに行きませんか~~」などと
これからここですむタムには迷惑になるのではという行為に及んだこと。随分怪しまれました。
タムはそういうことに関わりはしないけど「恥ずかしいからやめて。」と言わず許容できるところが同類
ディスコに見学に行き、横浜までコミケット(コミールだったかな?)を見に行き、最終日にはが課題が間に合わないと騒ぎ出し、夜中まで絵を描く手伝いをしたこと
 
あれ、お世話になったのに思い出のどこにもタムがでてこない・・・のでした。彼女は黒子のバスケの黒子のようなひとなのかも・・・そしてMが強烈過ぎたんだわ。
タムとMに描いてもらったイラストを披露したかったけどさがしてもない!!あれ?みんなのイラスト入れていた箱ごと・・・捨てるわけないのに・・・どこに片付けたんだろう???