ざっくりリネンの素朴なスカートとバッグ

麻ってね。とっても手入れが大変なよそ行きってイメージだったの。

でもね、今年買った麻のスカート・・・ウエストゴムのギャザースカートなんだけれど着ていないかのように涼しくて楽チン
麻ってこんなに着心地が良いんだぁ。と感動

で、他にも色々買ってみたのだけれど、折角の麻なのに裏地がポリエステルだったりしてがっかりしたり・・・オークションでハンドメイドを狙うと吃驚するような高値が付いたり

あきらめて、自分で作ってみることに!!

もちろん絶対既製品みたいに綺麗にできる分けない!!だったら思いっきりオリジナル勝負するっきゃないのだ。
で、選んだのは生機(きばた)と言う麻布
生機とは、織り上げて織機からはずしたままの織物の事です。仕上がった生地には無い自然の素朴さを味わえます。 
市販品でこの布を使ったギャザースカートなんてまずないでしょう。

生機を使う前にまず(糊)や(アク)を抜く為に、半日ほど(ぬるま湯)に浸して置きます。
薄いコーヒー色のドロンとした水に変わるんです。(@_@。
そのあとぬるま湯か水で良く洗います。
するとまっすぐで滑らかだった布がぼこぼこになります。
商品説明では「ゴワゴワしたハードな感じに見えるかもしれませんが、割とソフトな感じで ハード感はありません。」
とありました。
でも衣服には相当ハードです。ちくちくもします。これで服を作ったらまるで貫頭衣!?
あぁ、でも布代に3000円以上投資したんだもの。ここであきらめてはいけない!!
麻は洗うほどにとろんとしてくるそう。
それから洗濯のたびに洗濯機に入れて洗いましたよ。
そのせいか少ししんなりしてきました。

さて縫製ですが、高校のときの家庭科で提出しなければいけないスカートさえ父に縫ってもらった(母だと上手すぎてばれると言うことで・・・・)ひよこ
お裁縫の基礎さえ知りません。
お気に入りのスカートをまねして作るだけ
スカートのサイズを計って、丈だけは少し長くして・・・手順は適当に

で、できた苦心の作がこれです.

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メッチャワイルドな感じのスカートが出来ました。
麻の雰囲気を生かしてサイドにさし子用の糸でステッチ
すそは耳のフリフリを生かしてそのままに・・・
麻でもアイロンなんか要りません。クシュクシュのまま着ちゃいます。

ポイントはこのポッケ
大きめボタンに皮ひもでつるしています。
こちらも耳のフリフリを生かしたデザインにしてみました。

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上のTシャツはユニクロのですがボタンのところに細い麻レースをつけてスカートに合う雰囲気にリメイク・・・背中側にはスカートのポッケにつけたのと同じ文字テープを貼っています。




おそろいでバッグも作っちゃいました。

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こちらの面には皮ひもでリボンをつけました。
プリモさんに作っていただいたショルダー紐と雰囲気が良く合います。


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反対面はレースと文字の入ったテープ、それとイニシャル刺繍
上が開けっ放しだと荷物が
「持って行ってちょうだい。」状態になるのでカバーになるように布を長めに
紐を通して絞ろうか、このままさらっとかけるだけにしようか・・・これは使ってみてから決めることにします。

中にはポケットも両側につけて収納もばっちり



実はこのバッグ、プリモさんに作ってもらったかごバッグとも合うサイズになっているのでそこに入れれば手提げバッグとしてでもつかえます。

バッグは袋を縫うのだけなら何とかできますが、持ち手をつけるとなると急に難しくなっちゃうの。
そこでプリモさんに作ってもらったショルダー紐やアレンジのきくバッグは大活躍です。
プリモさん所からバッグが戻ってきたら全部きているところを写真に撮りたいところですが・・・誰か写真を撮ってくれ~~~~!!子供達はブログに非協力的です。