ミョウバンの結晶実験

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学校でミョウバンの結晶を作る実験をやってくれました。
この記事は子供が実験について教えてくれたことを書いています。


「種結晶をピンセットでつかんでをろ紙の上にのせます。

エナメル線をアルコールランプで赤くなるまで熱し、すぐに種結晶に突き刺します。

横に張り付いたら取れるかもしれないのでしっかり突き刺します。


ビーカーに水とミョウバンのかけらを入れて、#アルコールランプでビーカーを温めます。
ミョウバンがすべて溶けたらもう少しミョウバンをたします。#飽和溶液になるまでこれを続けます。

60度くらいになったらアルコールランプを消してろ過します。

作業中に55度以下になったらアルコールランプで再び温めます。

60度になったらアルコールランプを消して55度まで冷まし、種結晶をつけます。

発泡スチロールの箱の中に50度~60度の温度のお湯を入れておいてビーカーをその中に入れ、蓋をします。


次の日、見てみると種結晶は何倍もの大きさになっています。
でもエナメル線をちゃんと突き刺していなかった子は落ちてしまっています。
エナメル線を手で触ったりしていたら結晶は変な形になっています。
両方ともやり直し・・・

もっと大きくしたかったら#の作業を繰り返します。その時水が汚れていたらろ過の作業もします。(これは子供たちでします)
発泡スチロールのお湯も温めなおします。(こちらは先生がしてくれます)

そうするとミョウバンの結晶はどんどん育っていきます。

一番いいのは先がとんがっていて、透明なものです。

写真のは5cmくらいの大きさに育ちました。ここまで育つのに4日かかりました。」

やはり実験は楽しいようで、かえってくると毎日ミョウバンの話をしてくれました。
上手く大きくなって大喜びです。
自分でやった実験というものはずっと心に残ると思います。
この実験はすべて放課後残って行われました。
先生もさぞ大変だったことでしょう。いい体験をありがとうございます。