女子会1 その前に

年に一度の大阪での女子会
ゆとりを持って一本早い電車で待ち合わせ場所についたので時間つぶしに高島屋をぶらぶら
ちょうど「この道一筋、日本の伝統展」がやっていたので覗きに行きました。
おお、お六櫛のお店
もう広島さんのと浜松櫛を持っているからこれ以上いらないけど、こんなにいろいろ種類を見れると楽しいわ。
風鈴に絵付けしている人、組紐をあんでいる人
職人さんの姿って凛として美しい

たまたま大島紬の着物リメイクのお店があって、
そこの奥様に「あら、素敵な帽子、スカート」声をかけられた。
「龍郷のいいのをきてらっしゃいますね。」と
このときこの大島のスカートを履いていたのですが
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そこのご主人が一目見て
「割り込み式だね」
と・・・
私は画像アップにしないとわからないのに
ひと目でわかるものなんだ。

「私値打ちがわからなくて、これって手織りですか?」
「手織りで80年くらい前のものだよ。今はもう手に入らないよ。」

80年・・・そんなに年季の入った布だったのか
今までどういうものだろうと思っていたのがこれでわかりました。

「その帽子は100年」
「えっ?」(@_@;)
100年前というと大正ではないですか・・・

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「色が徐々に元に戻っていくから100年経つとその色になる。
もともとはこっちにあるみたいに黒だった。」
と指さしたのは見慣れた大島紬
黒っぽい地にカラフルな色が入っている。
「この色は化学染料ではないのですか?」
「黒のところが泥染めだよ。」
とのこと
私泥染めが茶色に染まるものだと思ってました。
色が変わって茶色になるってびっくり

100年となると立派なアンティー
私はアンティークを身につけて歩いていたのか・・・
「私そんなの知らないから切り刻んじゃいましたよ~。
身丈140cmくらいだから着れないし」
「昔の人は小さいからね。」

何も買わないのにいろいろ教えてもらえて勉強になりました。にこにこくんの言うとおりやはり知識のある人に教えてもらうのがいいです。
せっかく教えてもらったからなにか購入したいところだけど黒絹に部分的に大島紬を入れたもので7万から8万
流石に仕立てもデザインもいいけど
すみません、私には手が出ません。


で離れた途端に別のお店でも(そこは刃物やさんでしたが)
ご主人の奥様が着物リメイクがお好きということでしばしリメイク話が・・・・・ほんとこの服を作って以来話しかけられることが多くなりました。

別の織物のお店ではすごくセンスのいいジャケットが置いてあって
次回作の参考にしたくて
チラ見したら今度は接客にやってきたのだけど
「これは絶対私には手が出ない値段だからいいです。」
と言ったのに
「そんなことないですよ。」というのですぐそばにあった袖なしの値段を見たら30万円(°д°)
袖がある分ジャケットは50万くらい?もう怖くて値札が見れない。
どこをどう見たら私が30万の服を買うと思うのでしょう。
3万でも買えないわ。
十分楽しんだので待ち合わせ場所に

続く

「この道一筋日本の伝統展」は難波高島屋で5月2日まで
興味のある方は明日一日なのでお急ぎください。