とりあえず一つ
山葡萄のバッグは自分で育てるバッグ
使っているうちに柔らかくなり、黒くなって艶が出てくるところが魅力です。
今回のは自然のままの太ひごを使っているので飛び出したひごのささくれが結構チクチク痛い。
豚毛のブラシ、もしくはたわしで軽くブラッシングして飛び出したささくれをライターで焼きます。
するとちょっとブラッシングしただけで
枯れ木のような樹皮に艶が出て、筋が出ているところはもう黒く・・・
最初の外国産の材料のバッグが何度も何度もブラッシングして
シルクの布で磨いてもなかなか艶が出ず
椿オイルを少しつけて磨いてやっと艶が出たのに
色はなかなか変わってこないのに
国産の自然の蔓は少しブラッシングしただけでもう変化が
全然違う・・・
(ちなみにブラシ掛けは最初だけでやりすぎるのはだめだそうです。
ざらざらしたところが取れたら後は手でゆっくりとなでていくほうがいいんですって)
また網代編みより固くて頑固そうなのですが
これがいつかなじんだら皮のように柔らかくなるのかと思うと
それも楽しみです。
でも外国産だからと言って悪いところばかりではなく
初心者には扱いやすかったです。
可もなく不可もない普通の子が外国産で
磨けば光るけど荒ぶってる子が国産って感じかな
もっともこれは網代編みと太ひごの差かもしれないけど
荒いひごなのでそのままだとバッグに物を入れたときに引っかかるのでリネンで内袋を作りました。
ボタンがみそです。
中が丸見えだと防犯上心配なので上にかける蓋を縫います。
るかさんに頂いたレースをリネンの生地に細かく縫い付けていきます。
とりあえずひとつレースのふたができあがりました。
先ほどのボタンにはめます。
これで明日から使えます♪
直接縫い付けなかったのは服によって
また季節によってカバーを交換できるように
夏は涼しげなレース
冬は温かそうなウール素材
大島紬には同じ大島のふたを
邪魔なときははずします。
おいおいできあがったら交換しながら楽しもうと思っています。
バッグを送っていただくときに
厚かましくも
ストラップを作ってみたいので端材を分けていただけませんか?
とお願いしたらこんなにたくさん送ってくれました。
私の中では20~30cm程度の使い物にならないものでも分けてもらえたら・・・のつもりだったのですが
十分長いひごをたくさん分けてもらいました。
うわ~、たくさんできそう♪
樹皮を編む本を借りてきたのですが、みな大作ばかりで
小さなストラップの作り方が載っていません。
花結び手芸の本も借りましたがこちらは小さなストラップは載っているものの、紐と樹皮ではどうも感じが違います。
どなたか載っている本とかご存知でしたら本の名前教えてください。